IT業界研究 SIer・ソフトハウス・Web系の違い

SE就活
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こんにちは、文系SEやってます、陽(@yoh_213)です。

私の就活中に、IT業界研究しましたので、その情報を共有していきます。

今回は、IT業界の中でも大きな分岐点のSIerソフトハウスWeb系の違いについてご説明します!

SIerとは

私たち、SEと呼ばれる職はこのSIer企業に存在しています。

これは、System Integratorの略で、システムのヒアリング~導入を一括で対応する企業です。

ヒアリング:お客様とどんなシステムを作っていくかを打ち合わせします。
設計:システムエンジニアがシステムの設計書を作成します。
開発:設計書通りに、プログラマーがコードを打ち込みます
テスト:開発が設計書通りにできているかチェックします
導入:完成したシステムをお客様に納品します。
運用:システムを使用するユーザーからの問い合わせを受けます

これが、System Integratorの基本的な業務です。

ここでよく出てくる職種として、

・システムエンジニア
・プログラマー

となりますが、この二つには大きな違いはあまりありません。

基本的には、システムエンジア=設計、プログラマー=コーディングの役割ですが、

内容次第ではどちらもやりますし、プログラマーが成長するとシステムエンジニアをやります。

会社によって得意とするシステムのジャンルがあったりしますが、

主に使うプログラミングはJavaC#などをよく使っています。

ソフトハウス

ソフトハウスの定義には、二種類あります。

①自社パッケージを開発している企業
②SIerから仕事を請け負う企業

これらの違いも大きな違いとなります。

自社パッケージ開発

自社パッケージとは、その名の通り会社内で自分たちでソフトウェアを開発し、それを販売する企業です。

有名なものでいえば、年賀状作成ソフトや動画編集ソフトなど、一般のユーザーが使うものや、

勤怠管理システムや人事管理システムなどを作ったりしている会社がそれに該当します。

どんなシステムを作ったりしているかを就活時点でわかりやすいため、業務内容を知りやすいです。

請負開発

一方で、SIerからの請負開発というのは、上記で記載したSIer企業の設計・開発工程において、

自社だけで賄えない領域だったり、人数的な問題だったりで他社に協力を求めて仕事を割り振ることがあります。

その際にかかわってくるのがこの請負開発企業です。

その会社がこういった開発をメインでやっているかどうかは、取引先を見てみるとわかるかもしれません。

Web系

ウェブ系企業とはその名の通り、インターネットに関する仕事をしている会社となります。

職種としては、

・Webディレクター
・Webデザイナー
・フロントエンドエンジニア
・バックエンドエンジニア

といったものがあり、いわゆるSEという職種は基本的にありません。

webディレクターやデザイナーはプログラムを直接作成するタイプの職種ではなく、

サイトをどういう見た目にするかを設計する仕事になります。

フロントエンドエンジニアとは

ウェブデザイナーが作成したウェブサイトの見た目に沿って、HTMLCSSを駆使してページを作成する仕事です。

Javascriptというプログラミング言語を使って動きをつけていくこともあります。

フロントエンド=ユーザーの見える範囲のプログラミング

となります。

バックエンドエンジニアとは

サーバー側で動くメインのシステムを作るエンジニアです。

使用する言語は色々ありますが、RubyやPython、Javaなどを使います。

また、データベースに関する知識も必要となってきます。

人によってはネットワークサーバー系の知識が必要となることもあるので、

非常に多種多様な知識を広く深く知っている必要があります。

バックエンド=ユーザーからは見えないけれどシステムの根幹

となります。

まとめ

✅SIer:企業からシステム開発を請け負っている会社
✅ソフトハウス:①自社パッケージを開発している会社
         ②SIerから請負っている会社
✅ウェブ系:ウェブサービスやウェブシステムを提供している会社

これが全てではありませんが、大きく分けるとこのような感じになります。

自分がやりたい仕事をイメージしてみて、その会社がどういう業務なのかをよく調べることが大切です!

例えば、ウェブシステムが作りたいのにSIerに入ると、一切そういうものは作れないです。

陽

私自身はSIerに入りました。

ですがウェブ系もやってみたかったなぁと少し感じています。

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